クラブ長は今
生徒のみなさんの作業の参考になるように、少し先行するような感じでアップしていきます。
[4週目] 各パーツ制作・ディテールアップその2
今まで制作してきたテントウムシの各部パーツをさらに作り込みながら、
電飾の配線を行い、腹内部のエンジンを制作していきます。
ハンドルのグリップには、ハンダ線を巻いて仕上げます。
カエルが背負う燃料タンクからでている配線を接続するため、
テントウムシ側にコネクターパーツを制作します。
ケントボードで箱を作り、コネクターが側面から出ているような形状に
しました。
マフラーを作ります。
これは、腹側の電池BOXフタを開閉するための取手を兼ねる
パーツとなります。
銅線をハンダ付けしてエキゾーストパイプを制作。
銅線を曲げ成形します。先端のサイレンサーは、アルミパイプを
パイプカッターで切り出したものです。
銅線を金属色に塗装します。
サイレンサーは、スーパートラップ風にアレンジしました。
各種ワッシャー、ボルト、ハトメ、電子パーツで
ディテールアップしながら組み立てて、フタに取り付けます。
フタを腹部にセットしたところ。
土台ベースのアームが取り付く腹中央部も
マフラーに合わせて作り込んでいます。
次に、頭胸部の電飾加工です。
両目が均一に光るように、LEDの位置を調整しながら設置します。
頭胸部を腹部本体にエポキシボンドでしっかり接着します。
LEDの配線は、腹内部に引き込みます。
電池BOX、燃料タンク照明用コネクターも配線の準備をしておきます。
電池BOXを取付けました。
腹内部の中央に、エンジン照明用のLEDを設置します。
サドル、ステップ+スイッチ、燃料タンク照明用コネクターを
エポキシボンドで腹部に固定します。
画像は、配線を引き込んだままの状態。
ちゃんとLEDが光るかどうかチェックしながら配線をまとめます。
不要な配線を処理したら、接合部をハンダ付けでしっかり固定します。
スイッチをONにして点灯を確認。
今回は、目、エンジン、燃料タンク内の3カ所が点灯します。
エンジンは、ケントボードとアクリル板で制作します。
画像は、ケントボードに加工する位置を直接書き込んだところ。
糸ノコでエンジンパーツを切り出し、ディスクサンダーで側面を整えます。
ケントボードとアクリル板を交互に積層させて、エンジンを組み立てます。
腹部にエンジンを仮置きしてLEDを点灯。
カエルを乗せて、全体のバランスを見ながらディテールアップするところを
検討します。
腹内部のエンジンまわりを作り込んでいきます。
ナットやワッシャーを組合わせたディテールアップ用の部品を制作。
上記の様な部品をいくつか作って、エンジン周りに配置し、
電子パーツやゴムチューブ、スプリングといった線状の材料で
配管の様に部品同士を繋いでいきます。
側面から見たところ。
次に、電子パーツと厚紙でハンドルに取り付く
ブレーキやクラッチ的なレバーをつくります。
レバーを塗装後、ディテールアップしてハンドルに取付けました。
続けて、サドル用のサスペンションを作ります。
白色の樹脂でコーティングされた針金をコイル状に巻き、
スプリング形状にしました。
芯材には、ニューム管を使います。
コイルを缶スプレーで黄色に塗装し、
各種ワッシャー、ナットなどでそれらしく作り込みます。
サドルとスイッチ部を繋ぐようにサスペンションを取付けます。
スイッチ部周りもあわせてディテールアップしています。