3週目:参加レポート

3/12よりスタートした2017年開催のUGA-UGA creation club Vol.3「ピカピカの蟲」。
3週目はパーツ加工制作。クラブ長UGAさんからのコメントつきです。

3週目のレクチャーは、参加者各々にあわせたパーツの加工制作と、
シュンさんの翅表現の為に、ディップ液の加工を行いました。
みなさんの作品に色が着きはじめ、だんだんと全体の感じが見えてきました。
今回の[UGAUGA Creation Club vol.3]では、
結局全員の作品に照明が入ることになり、
電飾された雰囲気も、仮点灯ながら見れるところまで進んでいます。

各自の作業内容と次週に向けた予定は、下記の通り。

■製作者:カッキーさん

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170326.Kakey3.2_3018
テントウムシの翅模様が加わり、脚の基本構造もできていました。
当初のラフスケッチの感じが再現されていて、予定より早く制作が進んでいます。
台座も、スタイロフォームと木材を使ってしっかりした構造で作り直しており、
いつもながら、その作業の早さに感心します。
今回は、台座の装飾をイギリスの超常現象をモチーフにとりいれ、
どうするか検討していました。
先週うまくいった磁石の反発を利用した仕組みも取り入れつつ、
作業を進めていましたが、その形状に納得いかなかったのか、
かなり悩んでいました。
これも制作のアドバンテージがあるからできる時間配分で、
アイデアを形にするときの、カッキーさんのその姿勢に好感が持てます。
次回、どうなってくるか楽しみです!

 

■製作者:メグさん

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170326.meg3.1_3037
腹部が塗装まで終わり、仮ですが内部の電飾の配線まで済んでいました。
開口部には和紙も仮止めしてあり、豆電球を点灯させると、
柔らかい光がもれて、思った通りいい雰囲気になっています。
豆電球が下を向いて設置してあるので、
和紙を貼る前に、腹部の中にアルミ箔を貼って光を拡散させて
全体に光が回るような追加加工を行うことにしました。
頭部、胸部も塗装まで終わっているので、
各部を繋ぐ加工を行い、首はヒンジを使って動くようにしました。
台座は、アリが捕まる電柱を一本にして木材で制作し、
支柱からぶら下がるように計画を変更しました。
次回に向けて、素材の買い出しを済ませておきましょう。

 

■製作者:コウさん

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セミ本体とキノコ支柱、セミマンの塗装が終わっており、
電飾の内部配線もほぼできていました。
配線を兼ねたセミを浮かせてみせるパイプの固定をどうするか検討した結果、
一回りサイズの大きいパイプをガイドとしてセミに埋込んだところ、
うまく固定することができました。
これで一通りのパーツができたので、全体仮組をして照明もテスト。
セミとセミマンの目が妖しく光り、キノコの傘の下も透ける粘土で制作しているので、
LEDの光がうまく拡散してました。
次週に向けて、台座内の配線を行い、各部を作り込んでいく作業になります。
細部を作り込んでいくほど、雰囲気が変化していきますよ!

 

■製作者:シュンさん

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170326.shun3.1_3064
アリ運搬船内部のLED、CRDの配線が済んでおり、
仮点灯させると目、口、背、尾内部が点灯し、
関節からも光が漏れてきて、予想通りの電飾の仕上がりになりました。
台座のクッキーと小さいアリ達も、紙粘土の成形ができていて、
運搬船とあわせ、下地処理を済ませた上で塗装までいくと、
全体の雰囲気が見えてくるでしょう。
今回の作業は、翼の下に着く予定の翅を制作。
銅線をハンダ付けで加工し、ディップ液で膜を張りました。
なんとか時間内に硬化スプレーまで吹き付けることができたので、
持ち帰って作業ができますね!

 

■製作者:アンディさん

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170326.Andy3.1_1862
本体の素材を変更したおかげで、内部に空間を作ることが可能になり、
なんと、ボールジョイントを仕込んでツノゼミから人型ロボットへと
トランスフォームするように成形されていました!!!
頭胸部、腹部、腹部カバー、翅カバー、目などかなり複雑な動きで変形する様は圧巻。
これを1週間で作業したとは、これにはほんとに驚きました。
頭部が光るように電飾作業も済んでいて、単眼が赤く光るのが印象的です。
今回の作業直前に配線を引っ掛けてしまい、断線したのですが、
それも修復できたので安心しました。
翅は、シュンさん同様、銅線を加工して翅脈を作りハンダ付けで制作しました。
部分的にハンダが多く着いたところもあるので、
そこを修正するときれいな仕上がりになるでしょう。
ディップ液で膜を張るのは時間が足りず、終了時間をオーバーしてしまったので、
作業は、後日シュンさんのを参考に行って下さい。
頭胸部の装飾ができたら、下地処理をして塗装です。
色がつくのがたのしみです。

2017-04-02 | Posted in UGA-UGA creation clubComments Closed 

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