1週目:参加レポート

3/12よりスタートした2017年開催のUGA-UGA creation club Vol.3「ピカピカの蟲」。
1週目はラフスケッチを元に具体的にどのように組み立てていくか。クラブ長UGAさんからのコメントつきです。

■製作者:カッキーさん

01_kacky
前回同様に、こちらの想像を越えて作業を進めてくるので、
こちらも、どうなるのか想像しながらワクワクします。

制作するのは、感知式のライトを見つけたようで、腹が光るUFO型の”テントウムシ”です。
本体の下地は、既に紙粘土でできており、
お椀を雌型として利用し、うまく成形しています。
感知式ライトを納める金属枠と紙粘土本体との取合いをどうするか。
電池交換のため、ボルトあるいは磁石などを使って金属枠を脱着式にする必要があります。

土台ベースの、プランター用の金属吊金具を使って、
上からテントウムシをつり下げる案もおもしろいです。
ライトの下に、拉致された虫をどう表現するのか次回以降がたのしみです。

 

■製作者:メグさん

02_meg
ミツツボアリをモチーフに選び、
ペンダントライト風に腹部を光らせる予定です。

表面に和紙を使うということで、LEDの直線的な光より、豆電球のようなフィラメントの
柔らかい光のほうがいいのではないかと思います。
腹部の中に、豆電球・電池BOXを納め、アリ本体紙粘土側の腹部にスイッチを設置すれば、
外部から電源を持ってくる必要がなくなるので、土台ベースとの絡みもなくなり、
脚などは制作しやすくなると思います。
ただし、電池や電球の交換のため、
腹部のカバーは、アリ本体から取り外せるようにしなくてはなりません。
サッカーボールの展開図などを参考に制作してみてください。
※図-1参照

土台ベースのアリがぶら下がる電柱と電線をどう表現するか、実物を今から、少し観察しておきましょう。

02_zu-1

図-1

 

■製作者:アンディさん

03_ANDY
モチーフはツノゼミ。シンプルな形状にして、中世騎士の甲冑風に模様をつける計画。

模様に凹凸をつけて表現したい、ということなので、それをどのように表現するか検討が必要です。
アラベスク模様は、ハンダ線を加工すれば手間はかかりますが、比較的簡単に制作可能です。
葉や花などの細かい模様は、既存のパーツを使えると
効率が良いですが、気に入ったものが見つかるかどうか。
私も探してみます。

現時点では未定、ということですが、
この騎士ツノゼミにあうゴージャスな土台ベースは、ぜひ欲しいところです。

 

■製作者:コウさん

04_koh
セミ幼虫の背中からキノコが生えている冬虫夏草がモチーフ。
セミの目、キノコの傘内部をLEDで光らせる計画です。

当初は、セミを台座から浮かせたように見せたいということでしたが、
照明の配線や作品全体の重さを考えると
ラフ案の形状では重量が支えきれない可能性があることから、
配線を兼ねたステイで、しっかり作品を支え、
ステイは、エネルギーを供給する機械的なものとしてみせる方向で
制作しようということになりました。

LEDの設置位置、配線の経路を考えながら制作を進めることが重要です。
簡単な配線概略図を描き直したので参照して下さい。
※図-2参照

04_zu-2

図-2

 

■製作者:シュンさん

05_shun
クッキー(食料)をアリ型運搬船に運ぶアリ達が、完成イメージです。
アリ運搬船の目、本体内部、腹部先端をLEDで光らせる計画。

コウさん同様に、LEDの設置位置、配線の経路を考えながら制作を進めることが重要です。
台座に電源(ACアダプター)を仕込み、アリの脚のどこか1本をつかって
アリ型運搬船内に配線を引き込むようになるでしょう。
クッキーのかけらのひとつが、スイッチになっているというのはいかがでしょう?
簡単な配線概略図を描き直したので参照して下さい。
※図-3参照

05_zu-3

図-3

2017-03-18 | Posted in UGA-UGA creation clubComments Closed 

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第二回「カエル編」に参加した皆さんの作品を ご覧いただけます(PDF:12.6MB)


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