クラブ長は今
生徒のみなさんの作業の参考になるように、少し先行するような感じでアップしていきます。
[3週目] 各パーツ制作・ディテールアップ
テントウムシの各部パーツを制作していきますが、
操縦者のカエル成形が、本体を造形したところで止まっているので、
カエルの腕と脚をつくるために、おおよその寸法を求めなければなりません。
まずは、先行してハンドルとサドルの制作を行います。
側面図を描き、カエルとテントウムシのおおよその関係を
掴んでおきます。
サドルの縁にはハンダ線を貼り、下側を金属色で塗装。
基盤部は、アルミ棒を使用します。
サドル形状に合わせて、アルミ棒をペンチで曲げます。
アルミ棒にワッシャーやナット、電子パーツなどを組合わせて加工し、
サドル基盤部に取付けます。
サドルが取り付くシートポストにあたるところを制作します。
プレートは厚紙から切り出し、
上下の取付け金具は真鍮材を加工して制作します。
上部取付け金具は、ナット側面に穴をあけてタップ加工を施し、
下部は、ナットとパイプをロウ付けして制作しています。
プレートを金属色に塗装し、取付け金具を合わせて組み立てます。
サドルとステイを合わせて、テントウムシに仮組します。
次に、ハンドルの寸法を図面を描いて検討します。
形状はセパレートハンドルにして、カエルが前傾姿勢になるように。
ハンドルパーツは、アルミパイプφ4mmをパイプカッターで切断します。
ステムパーツを制作。
ハンドルの取付金具は、ナットと圧着端子を組合わせたもの。
トップブリッジは、厚紙です。
トップブリッジは、厚紙だけでは強度がないので、
ワッシャーや金属線で補強し、それをエポパテで隠すように肉付けします。
ハンドルパーツをサーフェイサーで下地処理してから塗装します。
ハンドル、ステムパーツを組み立て、テントウムシに仮組したところ。
サドルも再度テントウムシに仮組。
カエルを乗せて、腕と脚の長さを検討します。
カエルの腕・脚には、下地材として銅線を使います。
まず、腕下地から作りはじめます。
指・腕ともに、材料を少し長めにカットしたものを
ハンダ付けします。
指先端を丸く加工して、ハンドルに引っかかるように成形します。