クラブ長は今
生徒のみなさんの作業の参考になるように、少し先行するような感じでアップしていきます。
[2週目] 下地処理・塗装 〜続き〜
テントウムシとカエルの仮組、脚、後翅の制作工程です。
脚(腿節・脛節)もサーフェイサーを塗り、
紙ヤスリで表面を滑らかにします。
黒とマホガニー2色の缶スプレーで、脚を塗装。
前翅の黒丸模様をアクリルガッシュで筆塗りします。
地のツルっとした赤い部分と対比させるように、
ザラザラした梨地みたいな仕上がりにしました。
頭胸部の白い模様となるところにマスキングし、
その上から缶スプレーで全体に黒色を吹き付けます。
塗料乾燥後、マスキングテープを剥がすと模様が現れます。
塗り終えた頭胸部。仕上げに軽くクリアを吹いておきます。
仮組して全体をチェック。
ようやくナナホシテントウらしくなってきました。
本体の内部を塗装します。
周囲の黒いところ以外は、金属色に筆塗りするのですが、
先にハンダ線を貼って見切りラインをつけておくと、
簡単に塗り分けることができます。
後翅取付部には、ワッシャーを貼って加工します。
腹側も同様に見切りラインにハンダ線を貼って装飾し、
フタ内側を金属色で塗装します。
また、脚付根と土台ベースのアームが取り付くところにも
ワッシャーを貼っておきます。
接合ラインとなる前翅外周のエッジと
黒丸模様部分に、太さの異なる2本のハンダ線を貼ります。
ハンダ線加工後、翅内側を金属色で塗装。
外装パネルのような仕上がりになりました。
頭胸部にもハンダ線を貼って、腹部に仮組してみます。
前翅も仮組。
うまくパネルが合わさったように加工できました。
後方から見たところ。
前翅接合部の金属色のところには、サドルが取り付く予定。
腹側から見たところ。
これで、テントウムシ本体の塗装がほぼ終わりました。
ここまでの作業が2週目の[下地処理・塗装]工程です。
塗れきれていないところもありますが、
そこは、これから制作していく各部のパーツと合わせて
仕上げていく予定です。
次回から3週目、各部の制作(本体の作り込み・ディテールアップ)
に進みます。